てんかん治療薬の1つ、カルバトールについて

カルバトールとはてんかんや躁鬱病の躁状態のとき、もしくは三叉神経痛などの治療に使われている医薬品です。
現在日本ではカルバトールは未承認ですので手に入れようと考えるのであれば個人輸入を利用するしかありません。
先発薬の取り扱いはありますがジェネリック医薬品は日本では手に入らず、価格も安い海外からの輸入で手に入れる方が多いです。

カルバトールの主成分はカルバマゼピンで、このカルバマゼピンが興奮性のシグナルを抑えるのでてんかんの症状を抑える効果があるとされています。
てんかんは神経細胞の電気信号の異常によって起こる症状ですから、そもそもシグナルが脳に伝わらなければ大丈夫ということです。
神経の興奮を抑えるということで、躁状態に対しても有効です。
気分の高まりを抑えて落ち着かせますので、不安や緊張を抑える目的でも使用され、効果としては痛みの伝達を抑制することもあり、神経の痛みである三叉神経痛にも効きます。

カルバマゼピンは即効性はなく、時間をかけて効果を表します。
大体1週間から数週間かかるといわれているので投薬期間中は血中濃度を測って患者の様子を見ながら量を調節していくことになります。
カルバトールを摂取するにあたっての注意事項は、服用中には車などの運転を控えること、服用の際にアルコールやグレープフルーツのジュースを飲んでしまうと効果が減ってしまうこと、医師の判断に従って服用を継続することです。
折角服用していても効果が半減してしまうのでは意味はありませんから、カルバトールを飲んでいる間は禁酒するように努力しましょう。

半減期は人によって違いますので医師と状態を確認し、どのような副作用があるのかも知っておくことが大切です。
副作用では例えば眠気や運動失調、倦怠感、脱力感、眩暈や立ちくらみ、長期に渡っての服用で太ることなどが報告されています。
特に眠気やたちくらみ、一瞬の目の霞みなどありますから、服用したら運転はしないようにしましょう。

カルバトールは服用を続けると肥満に繋がる?

抗てんかん薬はさまざまあり、中には体重が減少する副作用があるものもあります。
体重に影響しないものもあります。
ただ、カルバトールの場合には服用を続ける中で太ることもあるため注意が必要です。
だからといって自己判断で服用をやめるのは避けましょう。たとえ半減期で効果が感じられなくなっても続けてきたのです。
体重に関しても、対策を取れば乗り切ることはできます。

カルバトールの有効成分、カルバマゼピンには過食症状をもたらす作用があり、双極性障害の症状のコントロール不良も起こしてしまいます。
そういった間接的原因が体重増加をもたらすのです。
体重変化に影響を与えない薬もあるためそちらに切り替えるのもいいでしょう。
カルバトールの使用量自体を減らすという方法もあります。
これらのやり方は必ず医師に相談の上で行いましょう。自己判断で行うのは危険です。

体重が増えるのは必要以上のカロリーを取りすぎ、カロリーを消費する場を作らないから、それは通常のダイエットでも同じことです。
まずは食生活を整えましょう。
3食をバランスよく、必要なカロリーだけ取るようにしていれば肥満になることはありません。

運動をして消費カロリーが増えれば痩せて理想的な体型を手に入れることだって可能です。
運動をしているとストレス解消にもなり、精神的によい効果がもたらされます。それだけでも気分が安定するでしょう。

ストレスが多く、乱れた食生活を送っている方が多いため、現代人は生活習慣病などさまざまな病気を抱えています。
カルバトールではなく他の薬に変えるのは簡単ですが、これを機会に自分自身の生活を見直してみませんか。
そうすれば、元気に長生きすることができるようになるはずです。